11月5日、朝起きると谷川方面の山に初冠雪がありました。 これを書きながら、湯沢の飲食店では「はしご酒」という町歩き&居酒屋、料理屋巡りができるという毎年好評なイベントが一週間あったり、急に冷え込んだり、はたまた気温が上がったりといった具合で、自身の具合が悪くなったりで長らく放置してしまっていました。 越後湯沢の紅葉の見頃ですが、標高の高い苗場、テレビでも近頃取り上げられていて大人気なドラゴンドラが10月中旬くらいから見頃を迎えます。それから徐々に里の方に紅葉が下りてきて、下旬から11月中旬くらいまでは、湯沢町から山々の紅葉が身近に楽しめます。 当たり前ですが、日に日に気温は下がり高い山には雪も降るようになります。紅葉の後半は山頂の雪と紅葉が同時に楽しめる日もあります。 越後湯沢の冬は魅力満載ですが、春夏も魅力があるとお伝えしてきました。 もちろん秋の越後も魅力満載です。満載にも程が有るほど満載です。 まずは何と言っても「食」。 日本一と謳われる南魚沼産のコシヒカリの収穫の最盛。水分をしっかり含むこの土地のお米の甘みや米の膨らみは抜群で、ふんわりと旨味が口中に広がる。 たとえ冷めてもうまい。だからおにぎりがうまい。登山のおにぎりの旨さの思い出は群を抜く。 毎年「今年の米はあーだ。コーダ。」と騒ぐが、毎年うまい。 美味しく炊くには1つコツがあって、秋にすっかり温度の下がった気候のおかげで水は冷たくなる。そのすっかりしゃっこい水で炊くと米は美味しく炊ける。 人に聞いたのだが、湯沢で食べて美味しかったからお米を買って帰ったのだそう。いい炊飯ジャーも購入し、良い水を使って炊いたらしいのだが、湯沢で食べたほど美味しく炊けなかったみたいで残念がっていた。 きっと水だろうなと思う。 実はこれはお酒においてもよく聞く話で、気に入った地酒を買って帰るのは良いが、やはり湯沢で飲むほど美味しく感じないらしいのである。
封を開け、お気に入りのお猪口やグラスで飲めば美味しいはずなのに、美味しく感じられないのは不思議だ。きっと、湯沢と流れている空気が違うからだろうなと思ってしまう。 秋になれば、美味しいお酒と美味しいお米が嫌という程味わえる。正直言いますと、個人的にはこれだけで幸せを感じれてしまいます。 さて、これを書いている11月28日、いよいよ湯沢町にも霙まじりですが雪が振りました。ようやく冬シーズンの到来です。 お米やお酒やなんやらかんやら、秋に新米新酒というだけで、冬にはこれがさらに熟され雪を見ながら、雪にまみれながら楽しめる季節です。 一年で一番贅沢な季節の’到来です。
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