日々、急に「事」は始まり、そしてどんどんとその「事」は進んでいます。
あっ!!!! っっという間に平成は終わり、令和へと移り変わります。 これから先の未来というのは誰にもわからないと思うのですが、わからないからこそ、自分たちで選ぶことができるのではないかと思います。 だから僕たちは、始めてみようと思ったんです。 突然なんだよと思ったでしょう?しかし、物事は突然起こるものです。 これからお話する事は、僕らのやろうとしていることの一部です。 なぜなにYuzawa Folks? Yuzawa Folksは湯沢の自然を愛する人々の集まりです。湯沢にたくさんあるのがForest。そう、「森」です。この森がなぜ森として在るのかを考えた事はあるでしょうか?そして、この春の時期に多くの日本人を苦しめる花粉。それを飛ばすあの木の集まりは一体なんなんだ?と。 花粉を飛ばすのは「杉」だというのはご存知でしょう。しかしながら、この杉花粉症というのは実は「1963年頃から増加がみられた」かなり新しいアレルギーだという事はあまり知らないことと思います。実際、僕の父親も昔は「そんなの(花粉症)聞いたことあまりなかった」と証言しています。 これが僕らのやることになんの関係が在るのか、順を追って説明してみようと思います。 ことの発端は一緒にプロジェクトを運営する「さくちゃん」(以下S)からの話です。グラスに日本酒をつぎながらさくちゃんが喋り出しました。 S「山を整備しないとダメなんだよね。( ̄∀ ̄)」 K「はい?どう言う事?そもそも突然なんだい、さくちゃん。」 S「山の木を切って、その木材を市場に出さないと森が死んじゃうんだよ。」 K「へ〜。でも木も生きてるから切ったらかわいそうじゃん。」 (薪ストーブに自ら伐採してきた薪をくべるさくちゃん) S「でも、あの木を放置しておくとね、その土地全部死んじゃうから。」 K「?????」 そこから、山の民(後に彼は仙人になるだろう)のさくちゃんは( ̄∀ ̄)こんな顔しながら「山の現状」を教えてくれた。 S「( ̄∀ ̄)」 K「また目が開いてないよ、さくちゃん。」 S「うるさいな!いいから聞いてよ。今生えてる杉ってさ、昔植林した集まりなんだよ。杉は育ちも早いし、まっすぐ伸びるから使いやすい材になるんだよ。」 K「へ〜そうなんだ。だから杉っていっぱい在るんだね・・・」 S「そう、戦後の農林省の政策でたくさん植えられることになったんだけど、戦後の建材として使う目的があったから大量に植えたんだって。それも、植える間隔を狭くして、より多くの杉をね。」 K「それは日本の復興に必要だったんだね。それと森が死ぬだのなんだのって関係あんの?」 S「いっぱい木が生えちゃってると、葉がさえぎって太陽の光が地面に当たらなくなるでしょ?そうすると、地面の土壌としての機能が弱っちゃうんだ。更に言うとね、同じ時期に植えてしまった木だから、倒れる時には一緒に倒れちゃうんだ・・・」 K「なるほど、そしたら近くに住んでる人は危ないね。それに土壌の機能が弱いから本来育つ森の食物も育たないってことか・・・」 S「そうそう、だから森に住む動物も里に降りてきちゃうんだよ。作物探しに。完全に悪循環だよね。だからきちんと整備しなきゃいけないんだ。」 (更に酒をついで続ける・・・) ( ̄∀ ̄) S「しかも今はそうやって整備する人材が不足してるんだよね。高齢化も進んで、若い体力のある働き手がいないのも問題だしね。しかも知識を知らないから、やたらに木を切っちゃうんだ。」 K「そうか、昔からの知恵を伝えるような人もいなくなってるんだね。でもそんなこと知らなかったな。割り箸をどんどん使った方がいいとかって言うのをいつか聞いたけど・・・」 S「どんどん『間伐材』を使って消費しないと木も切れないしね・・・」 K「そうか、木(間伐材)をもっと消費しないといけないのか・・・」 ・・・・ 自然を大事にしてきていたつもりの僕にとって、ショッキングな夜となりました。 つづく・・・・
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